こんなん観ましたけど。

帰ってきました!

『ワイルド・フラワーズ』。

ワイルド・フラワーズ [DVD]

 ツタヤディスカスでレンタルしたDVDで映画『ワイルド・フラワーズ』(2004年、小松隆志監督)を観た。

 弱小の女子プロレス団体"ガリンペイロ"の創始者にして女社長のアイアン飯島(高畑淳子)がある日突然死んでしまう。遺書には息子の伸一(岡田義徳)に後を任せると記されていた。残された女子レスラーたちは、伸一の勤務先である大学病院にまで押しかけ騒ぎ立てる始末。とうとう社長になることを引き受けた伸一。しかし、勝手も分からずやる気も一向に起きない。折しも、度重なる性被害にに辟易していた気弱なOL・桐島みどり(鈴木美妃)と、ウェイトレスをしていた喫茶店をクビになったばかりの元ヤンキーの空手使い・中島涼子(石川美津穂)が入団。やがて、ガリンペイロはこの3人を中心に人気を盛り返していくのだが…。

 劇場公開時に俺を含めて観客が4人ぐらいの旧テアトル梅田で観て以来の鑑賞だ。今は亡き吉本女子プロレスとアストレスの残骸を観た思いだ。ありきたりで日本のプロレス映画は『カリフォルニア・ドールズ』の雛形から脱却していないが、本作は何とか破ろうと模索しているのが分かる。現役プロレスラーの中に混じって鈴木美妃自らがプロレス技や受け身を行っていて感動する。「プロレスとは観客論なのか勝負論なのか。」と、言う問いは既成のプロレス映画には無かった部分だ。

 ラストの足掻きもそうだが、プロレスも人生も終わりから始まる物語がある。