映像ソフトで映画『ニューヨーク・コマンドー セントラルパーク市街戦』(1985年、スティーヴン・ヒリヤード・スターン監督)を観た。
ベトナム帰りのミッチ(トミー・リー・ジョーンズ)が街の公園の所有権を一方的に宣言。無職男の主義主張など誰も聞きはしなかったが、男が武力行使に出たことで事件は市街戦にまでエスカレートする…。
タイトルはおどろおどろしいが、作品は社会に馴染めなくて離婚した奥さんから養育費を請求されたりしてしがないおじさんが奮闘する姿を描いている。言うてる事とやってる事のギャップや妙に律儀な所が80年代の映画に出てた頃の内田裕也みたいで可笑しかった。いい人では無いけどそんなに悪い人でもない。疎外感を持って生きている人は今はもっと多いかもしれない。市井の声を届けたいだけなのに行政は役人的な対応をしてしまう。しかも傭兵の殺し屋を雇ってまでミッチと同行している女性ジャーナリストを闇に葬ろうとする。正気なのはどっちなのか。狂気の中に一寸の正気があったりする。
![ニューヨーク・コマンドー [VHS]](https://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/a/aaganlisou/20260706/20260706171153.jpg)