こんなん観ましたけど。

帰ってきました!

『ピンクサロン好色五人女』。

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 映像ソフトで映画『ピンクサロン好色五人女』(1978年、田中登監督)を観た。

 元伍(山下洵一郎)は様々な趣向の店を出すが、何度も失敗を繰り返していた。ピンクサロンを始めても場所が悪く客足が伸びない。ソープランドサロンを開店すれば警察の摘発を受ける。元伍は残った五人の女(山口美也子、松田暎子、青山恭子、宮井えりな、大谷麻知子)とともに長襦袢サロンを出店するが、これもうまくいかなかった。虚しさとやりきれなさから、元伍と“好色五人女”は東京を離れ滋賀の雄琴へ向かうが…。

 井原西鶴の原作を70年代の田中登といどあきおが組めば最強だ。日陰で生きる男女の性と死を歌謡曲に乗せながら描いていく。ジメッとした人生模様だが、ノリは明るい。山口美也子が踊り狂う。ピンクレディーの「モンスター」に合わせながら踊る美也子こそモンスターだった。支配人役の山下洵一郎や開店屋の砂塚秀夫が女たちを搾取するのではなく優しく見守るのがロマンポルノでは珍しい。 男たちに一時極楽を見せる彼女たちは裸の観音様だ。でも、観音様が仏様になったらあかん。悲喜こもごも抱えながら爆発するラストが痛快だった。