映像ソフトで映画『デリリウム』(1972年、レナート・ポルセッリ監督)を観た。
人望の厚い心理学者リュータック教授(ミッキー・ハージティ)は性的不能者だが、妻マルツィア(リタ・カルデローニ)とは深く愛し合っていた。しかしリュータック教授はそのことへの苦悩から、若い女性をつけ狙う殺人者と化してしまう。そんな夫の凶行に気づいたマルツィアは警察による捜査の目をごまかすため、自らも凄惨な犯罪に手を染めるようになっていく…。
地獄の夫唱婦随。逃げる男に庇う女。「もし最愛の人が殺人者だったら、どうするか。」と、言う哀しい選択肢の物語が展開していく。
アメリカ版とオリジナル版は両方共に冴えない終わり方だが、ミニスカの女性がピンボールをするカットにクレジットが出るオープニングとクライマックスの地獄絵図は狂った感じで最高だった。
