映像ソフトで映画『タブーX倒錯』(1985年、那須博之監督)を観た。
村山早紀(美波千明)は叔父の姫川京一に恋心を抱いているが、京一は金髪女性に異常な執着心を持っていた。ある日、ヨーロッパから早紀の友人であるエヴァが訪ねてきた事によって妄想は現実のものとなる。
那須博之監督による最後のロマンポルノ作品。翌年、那須監督は映画『ビー・バップ・ハイスクール』を監督して売れっ子映画監督になる。それにしては残念な内容だ。大好きな趙方豪を活かしきれてない。脚本家の佐伯俊道氏によると佐川一政の人肉事件をモチーフにしたらしいが、異常性愛を主体にしたいのか女子大生のひと夏の経験物にしたいのかどっち付かずになっている。それでも狂気に囚われ壊れていく中年男を趙方豪が演じきっているのが光る。
