配信サイトでVシネマ『ザ・ワイルドビート 裏切りの鎮魂歌』(1994年、室賀厚監督)を観た。
警察に囚われたある男を奪い返すために、ギャングのボス大佐(山西道広)によって、銀行強盗のプロ・バンク(小沢仁志)をはじめとする五人の男が集められた。強奪に成した際の報酬は五十万ドル。強盗を生業としてきた男たちは、互いに不信感を持ちながらも強奪を成功させるが…。
オッサンたちの化かしあい。『レザボア・ドッグス』をVシネマと香港アクションのノリで作った感じだ。本作は室賀厚監督と小沢仁志の酒の席での雑談がきっかけだとか。予算は最小限にしてその節約した分をガンエフェクトとアクションに割り振る潔さ。完成ついでに当時松竹の大プロデューサーの奥山和由にコメントを貰いに行ったら劇場版の製作が決まったという。
生前、大林宣彦監督は「メジャー映画は志。B級映画は心意気だ。」と、語った。
室賀厚と小沢仁志の心意気は運命を変えた。