配信サイトで映画『ホラー・エクスプレス ゾンビ特急地獄行』(1973年、ユージニオ・マーティン監督)を観た。
1902年、満州の氷壁から発見された未知の生物のミイラ。シベリア横断鉄道で移送の際に目覚めたミイラが次々と乗客を襲う中、乗り合わせた人類学者のドクター・ウェルズ(ピーター・カッシング)とアレクサンダー・サクストン教授(クリストファー・リー)は、そのミイラが遥か太古に飛来した異星生物である事を突き止める…。
『吸血鬼ドラキュラ』では敵対しているクリストファー・リーとピーター・カッシングが力合わせて怪異を解決する。元ネタが『遊星からの物体X』と同じみたい。宇宙人が様々な動物や人間に乗り移る。最初の猿人の血液を顕微鏡で覗くと観た映像が映る荒唐無稽さには失笑を禁じ得なかったが、元祖『新感染』な感じで限定された空間で多様な人物が彩っていて華やかだ。後半に『刑事コジャック』のテリー・サヴァラスがコジャックならぬコサックとして登場したが、本人はどんな気持ちで演じたのか気になる。キャストはA級、映画はB級のキャスト無駄遣い感が半端ないが、面白かった。

