こんなん観ましたけど。

帰ってきました!

『れいこいるか』。

れいこいるか

 amazonプライムビデオで『れいこいるか』(2019年、いまおかしんじ監督)を観た。

 1995 年、神戸。伊智子(武田暁)と太助(河屋 秀俊)は、阪神淡路大震災により一人娘のれいこ(テルコ)を亡くす。その後二人は離婚し、それぞ れの生活を始める。淡々とした日常の中、伊智子と太助は、徐々にれいこの死を受け入れていく。2018 年、久し ぶりに再会した二人は、れいことの思い出の水族園へ行き、イルカショーを見るのだった。

 『映画芸術』2020年日本映画ベストテンの1位でありワースト10位でもある作品。いまおかしんじ監督らしいオフビートでクスッと笑える小ネタが展開する。100分弱の時間の中に震災で娘を亡くした男女の希望と再生が詰まっていた。とにかく不器用にしか生きられない人達への眼差しが優しい。終盤、娘が持っていたイルカのぬいぐるみを見つけた伊智子が太助を泣きながらぬいぐるみで叩くシーンは感動的だ。

 「イルカ」と「居るか」の意味を持つ作品タイトルは、見終わると何とも切ない響きになる。


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