こんなん観ましたけど。

帰ってきました!

『おんどりの鳴く前に』。

おんどりの鳴く前に

 アマゾンプライムビデオで映画『おんどりの鳴く前に』(2022年、パウル・ネゴエス監督)を観た。

 ルーマニアモルドヴァ地方の静かな村の中年警察官イリエ(ユリアン・ポステルニク)。野心を失い鬱屈とした日々を送っている彼の願いは、果樹園を営みながら、ひっそりと第2の人生を送ること。しかし平和なはずの村で惨殺死体が見つかったことをきっかけに、イリエは美しい村の闇を次々と目の当たりにすることになる…。

 ルーマニアアカデミー賞で六冠を制した映画である。時間の大半をなんでポンコツ警官の愚痴を聞かなあかんねんと、思いつつ観ていた。若い警官以外主演含め感情移入出来ない連中ばかり。偽善の為に悪が許される不条理。正義を手放した権力が如何に愚かか。それを体現したラストのハチャメチャさに思わず笑ってしまった。中々悪くない。