こんなん観ましたけど。

帰ってきました!

『テロルの季節』。

現代好色伝/テロルの季節 [DVD]

 配信サイトで映画『現代好色伝 テロルの季節』(1969年、若松孝二監督)を視聴した。 

 全学連のかつての闘士(吉沢健)が団地に二人の女(江島裕子、佐原智美)と住んでいる。二人の刑事(今泉洋、神田満)が盗聴しているが、男は女たちとセックスを繰り返すばかりでついに刑事もあきらめて帰る。一人になった時、男は体中にダイナマイトを巻いて羽田空港へ突っ込んでいく…。 

 この時代の若松孝二はキレがあって最高すぎる。張り込みの刑事の片割れが若かりし頃の丹古母鬼馬二でびっくりした。闘士と刑事たちの惰性の日々を丁寧に描いている。

 闘士の男と張り込みの刑事らは組織の末端で死んだような日々を送るが、違うのは闘士は生きる証として死ぬ事だ。

 若松孝二は性愛を通じて自己の思想や作家性を発揮し傑作を輩出し続けたのだ。