U-NEXTで映画『女子大生の告白 赤い誘惑者』(1980年、加藤彰監督)を視聴した。

女子大生の春子(紀ノ山涼子)は、平穏な学生生活にあきたらず、夜は高級クラブのホステスのアルバイト、大学教授の松村というパトロンもいた。さらにホステスをやめて、ストリッパーを始める。そんな時、春子は、松村の教え子で作家の大谷(佐竹一男)と知り合った…。

当時、寺山修司の預かりで大学生だった紀ノ山涼子が日活に脚本を持ち込んで実現した企画だが、脚本の手直しは寺山修司が行ったそうだ。だからなのか前半は女子大生の日常風景だったのが、後半からは寺山修司っぽい因縁めいた陰惨な話に展開して戸惑った。なぜストリッパーなのか。なぜ大谷に魅かれたのか。なぜ殺人幻想に取り憑かれたのか。背景が見えないので唐突な印象を受けた。寺山修司でさえもロマンポルノは手に負えなかったか。
ただ、こうして作家性が滲み出るのがロマンポルノの醍醐味なのかもしれない。
『女子大生の告白 赤い誘惑者』(80・加藤彰)は、応募脚本で当選し脚本のみならず主演まで勤めた和歌山大学の現役女子大生・紀ノ山涼子のホステスからストリッパーそして犯罪者?になる、というストーリー。彼女は寺山修司の映画『草迷宮』の出演経験もありド素人ではないためか新鮮味には乏しい。 pic.twitter.com/7hBaVy6ESN
— ダーティ工藤 (@dirty_kudo) September 2, 2025
