動画サイトでオリジナルビデオ『真・雀鬼 神出鬼没』(1998年、小沼勝監督)を視聴した。
冷酷無比な打ち筋と勝負熱を持つ雀鬼として裏プロの世界で名を馳せる桜井章一(清水健太郎)。彼の無敗伝説に疑問を抱くエリート官僚・赤司(萩原流行)は、戦闘機の導入を賭けた政界麻雀の対戦相手として桜井を指名する。しかし、どんな大金を積まれても桜井は対戦に応じず…。
『雀鬼』シリーズが、三年の沈黙を破って帰ってきたと、言うかシミケンのお務めが終わっただけでもあるが。久しぶりにシャバへ戻って来たシミケンは、肉付きが良くて貫禄があり出てきただけで場面を攫う迫力があった。麻雀をした事はないが、小沼勝監督のケレン味のある演出は見応えがあった。ただ自分はちっぽけな存在と確かめる為に、服を着たまま海に入るシミケンのカットは意味わからんかったけど。
そのシミケンの敵役である赤司役を演じた萩原流行はのっぺりとして嫌味な役人を好演。萩原流行は、亡くなるまで悪役としてVシネマを支え続けた。
赤司が牌を捨てる音で心理状態を読む桜井。木っ端役人の机上の空論も野良犬の経験には敵わなかった。
