
衛星劇場で映画『女帝』(1983年、関本郁夫監督)を視聴した。 
デザイナーの中原ミキ(黛ジュン)は、一流デパート七越の社長・山田(大木実)を愛人にし、その権力を利用して会社に「女帝」として君臨するのだが…。

実在した三越のスキャンダルを東映の岡田茂会長が企画したが、紆余曲折あってにっかつで映画化。のちに関係者との間で裁判にもなった。女を武器に男を手玉に取る主人公を黛ジュンが好演。力関係を背景にして搾取してくる男らを逆に搾取する図太さが痛快だ。本作のような登場人物の女たちが受け身ではないロマンポルノも珍しい。
しかし、本物を偽物で済ますペテンで作った理想郷は単なる虚飾でしかなかった。
関本郁夫「女帝」脚本は桂千穂と内藤誠。贋作販売を厭わず宣伝部長から上り詰めたワンマン社長(大木実)を陰で支える愛人女帝(黛ジュン)の半生。社長の第二の愛人となる和菓子屋女将(新藤恵美)や反発し医師の卵と家を出た一人娘(林亜里沙)との葛藤を描く実録クライムサスペンスエロス大河ドラマ大作。 pic.twitter.com/2KVFM2p7VN
— 横浜SAN (@yokohamasan_san) January 24, 2024