こんなん観ましたけど。

帰ってきました!

『パリから来た殺し屋』。

The Outside Man (別名Un Homme est Mort) [Blu-ray]

  映画『パリから来た殺し屋』(1972年、ジャック・ドレー監督)を観た。

 ロサンゼルス国際空港に⼀⼈のフランス⼈が降り⽴った。その男、殺し屋ルシアン(ジャン=ルイ・トランティニャン)は、ビヴァリーヒルズのホテルにチェックインすると、拳銃を懐に⾞でターゲットの住む⾼級住宅街へと向かう。組織の⼤ボスを⼿際良く始末してホテルに戻るが、すでに何者かによってチェックアウトされ、パスポートと航空券が消えていた。疑⼼暗⻤に陥るルシアンに、突如、正体不明の殺し屋(ロイ・シャイダー)が放つ銃弾の⾬が降り注ぐ――。

 主人公はコワモテでクールなのに行き当たりばったりなのがおかしい。ルシアンの命を狙う殺し屋のロイ・シャイダーのやり取りもスリリング。フランスからアメリカに来たルシアンがアメリカの生活文化に戸惑う異文化ギャップの一面もある。 

 殺し屋稼業が月夜でしか咲けない花ならひっそり散っていくのは、この殺し屋には相応しい。


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『ONCE UPON A TIME IN MANILA』。

 映像ソフトで映画『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・マニラ』(1994年、トニー・Y・レイエス監督)を観た。

 家政婦として働くアムパロ・ラグマン(グロリア・セビリア)は、重要な書類を手に入れたことで、ギャングから狙われる。アムパロの息子で警備員をしているジェット(ヴィック・ソット)は、シンシア・ワン警部補(シンシア・ラスター)と共にギャングと戦う。

 突然カンフーアクションが始まるのが香港映画なら突然犯罪が起こるのがフィリピン映画らしい。全編コメディとサスペンスによる緊張と緩和で飽きさせないが、後半はコメディ部分にダレてしまった。警部補役のシンシア・ラスターこと大島由加利は蹴り技中心で跳んだり跳ねたり転んだりと大活躍だが、アクションが香港映画と違ってやり難そうだった。


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『ゾンビ4(人喰地獄・ゾンビ復活)』。

ゾンビ4 デラックス版 [DVD]

 映像ソフトで映画『ゾンビ4』(1990年、クラウディオ・フラガッソ監督)を観た。

 傭兵たちとジェニー(キャンディス・デイリー)らがバカンスの途中たどりついた孤島は、20年前に科学者グループがガン研究のため原住民を実験体に使っていた呪われた地であった。その時ブードゥーの司祭によって開かれた地獄の門からあふれ出したゾンビの群れが今も島を跋扈していた......。

 ビデオ発売時のタイトルは『人喰地獄・ゾンビ復活』。なんちゅうタイトルをつけとんねんな。

 ゾンビというより黒装束集団で物足りない。ただ、ブードゥー教やアフリカ系が居たり建物を占拠して戦ったりとゾンビ映画の原点を目指した様な作品だった。

『先發制人(ANGEL`S MISSON)』。

 映像ソフトで映画『先發制人ANGEL`S MISSON)』(1989年、ゴッドフリー・ホー監督)を観た。

 日本から派遣された潜入捜査官のシンシア(大島由加利)は、日本人女性の集団失踪事件を捜査するため香港へ向かう。そこで彼女は、麻薬組織が女性たちを誘拐し、売春を強要していることを突き止めるが…。

 裏社会で蠢く人間たちの権謀術数。大島由加利は体操経験を生かした柔軟性に富んだアクションで魅せる。

 悪どい奴らは裏切りこそが仁義。

『サイボーグハンター/ニューヨーク2019』。

サイボーグ・ハンター/ニューヨーク2019年 [DVD]

  映像ソフトで映画『サイボーグハンター/ニューヨーク2019』(1983年、マーティン・ドルマン監督)を観た。  

 核戦争によって破壊され汚染した世界では、人類の子孫は誕生せず地上にはサイボーグとミュータントが溢れ、アジア・アフリカ・ヨーロッパが合併した連合大国ユーラックが全支配を行っていた。極寒のアラスカで再興を計画するアメリカ連邦は、ニューヨークで発見された生殖能力を持つ只一人の女性を求めて、腕利きのハンター(マイケル・ソプキー)をマンハッタンに潜入させた……。

 『眠れる森の美女』と『マッドマックス2』や『ニューヨーク1997』、『猿の惑星』などSF作品がてんこ盛り。ポストアポカリプス感は出ていたが、それ以外は大人のごっこ遊びに見えた。それでも、これだけは言える。

 どんな世界でも愛は不変。は?


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『覇海紅英 The Avenging Quartet』。

 映像ソフトで映画『覇海紅英』(1993年、スタンリー・シウ・ウィング監督)を観た。

 ある男が第二次世界大戦中の旧日本軍の高官に関する文書が隠された絵画を持って中国から逃亡。彼の恋人(シンシア・カーン)も後を追い香港にやって来た。絵画をめぐり日中の犯罪組織を巻き込んだ争奪戦に発展する…。

 突然始まるカンフーアクション。あっちこっち話が飛んで散漫な印象。薄らハゲを巡ってムーン・リー、シンシア・カーン、西脇美智子が恋模様を繰り広げるのが分からん。主要な働きを星田英利みたいな顔の奴がするし香港映画界のイケメン不足を感じるが、女性陣のアクションはキレキレ。大島由加利が火の中水の中を暴れまわる。

 運命に弄ばれた男女の愛は炎と共に燃え尽きた。

『ミイラ転生 死霊の墓』。

ホラー・マニアックス第15期 ミイラ転生 死霊の墓 -2Kリマスター完全版- [Blu-ray]

 映像ソフトで映画『ミイラ転生 死霊の墓』(1981年、フランク・アグラマ監督)を観た。

 紀元前3千年頃、奴隷たちと共に埋葬された古代エジプトのサフィラムン王。リック(ジョージ・ペック)率いる盗掘者3人組は、広大な砂漠の一角にその秘密の墓を発見。ダイナマイトで入口を爆破し、財宝を求めて埋葬室へ踏み込む。そこにニューヨークからやって来たファッション・モデルの一行が何も知らずに合流。能天気にも墓所内で撮影を始めるが、照明機材の熱でファラオのミイラが復活。王に従う奴隷たちも次々に砂漠の下から甦り、人間を襲い始める。

 ミイラの呪いは恐ろしい。白人達の傍若無人さ。そら祟られるわ。でも、クライマックスでダイナマイトドッカンドッカン投げるねーちゃん達おもろい。ゾンビとミイラを合わせて新機軸見出そうとしたのかイマイチ中途半端な印象。

 死者の呻きより映画のウリに苦悩する製作者の呻きが聞こえてきそうだ。


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